ワンピースの単行本の表紙には、後々いくつかの本編と関係する伏線が描かれることがよくあります。そんななかで第62巻の表紙には、後に明かされる重要な伏線が描かれていると、考察界で騒がれました。今回は、その内容をご紹介します。
ワンピース62巻の表紙に注目!
ワンピース62巻は、魚人島編にあたります。この巻では、ルフィーたちが海底1万mにある魚人島に到着し、新魚人海賊団やネプチューン王と出会うなど、様々な出来事があります。
表紙を見ると、ルフィーがメダカの人魚の5つ子の子供たちに囲まれています。
彼女らの名前は、イチカ、ニカ、サンカ、ヨンカ、ヨンカツーです。彼女らは魚人島でルフィーたちと仲良くなりますが、その中でもニカは特に重要な役割を果たします。
なぜなら、ニカは太陽の神ニカと同じ名前を持つ人物であり、ルフィーが食べたゴムゴムの実の別名がヒトヒトの実 幻獣種 モデル”ニカ”であることが後に判明するからです。
太陽の神ニカは解放の戦士として伝説になっており、ルフィーはその再来として世界を変えることになります。
表紙では、ニカがルフィーの真上にいることで、その伏線を示唆しています。また、表紙の背景には魚人島の風景やキャラクターたちが描かれており、この巻で起こる出来事を予告しています。
ワンピース62巻のは伏線回収のヒントが満載!
この巻には、ワンピースの世界の謎やルフィーの運命に関わる伏線回収のヒントがたくさん隠されています。
本編では、ホーディ・ジョーンズがエネルギーステロイドという薬物を使って自らの力を増強します。
この薬物は、「古代兵器」の一つである「海王類」から抽出されたものであり、「魚人島」を守るために開発されたものです。
しかし、この薬物には副作用があり、使用者は老化や死を招きます。このことで、「古代兵器」や「海王類」に関する情報が明らかになります。
ホーディはルフィーに負けた後、この副作用により酷い姿になっています。2年間の修行を終えたルフィーにとって、薬で増強した魚人は敵ではない感じでした。
しかし、魚人の得意な深海の中で、能力者にとって不利な海の中で勝利できたのは、さすがとしか言いようがないと思います。
ワンピース62巻の表紙はニカの謎を解く鍵?
ワノ国編の後半カイドウとの闘いの中で、ルフィーが食べたゴムゴムの実が、実はヒトヒトの実幻獣種モデル”ニカ”だという衝撃の事実が明らかになりました。
ニカとは、太陽の神と呼ばれる伝説の戦士で、人々を笑わせ苦悩から解放する力を持っているとされています。
ニカの正体や存在については、世界政府によって隠されており、語られることはほとんどありませんでした。
では、なぜルフィーがニカになることができたのでしょうか?この表紙は魚人島編の終焉を収録した巻であり、その直後に新世界編が始まるからです。
つまり、ルフィーが新世界でニカに覚醒することを示唆していたのです。
もちろん、これだけでは不十分です。実は、他にもニカに関する伏線が過去にたくさん描かれていました。
例えば、空島編では、「解放のドラム」というリズムや、「太陽の神」という言葉が登場しています。
これらは、ニカが空想のままに戦い人々を笑顔にした伝承と関係しています。また、アラバスタ編では、ルフィーがロビンと共謀し、チョッパーの真似をする場面があります。
この時、ルフィーは「ニカ!!」という特徴的な笑い方をしています。これも、ニカとルフィーの共通点を示していた可能性があります。
ワンピース62巻の表紙:まとめ
以上のように、ワンピース62巻の表紙は、ニカの謎を解く鍵となる重要な伏線だったことがわかります。
しかし、まだまだニカについては謎が多く残っています。ニカは実在したのか?ジョイボーイやイム様とどう関係しているのか?
ルフィーの戦闘における疲労感がやたら表現されるエッグヘッド編。強くなっていく代わりに、命を短くしているんじゃないかと思わせるところを何度も表現しています。
この「最高地点のギア5」の力がまたルフィーの命を削っているのではないか?心配はつきませんが、これからもワンピースを読み進めていくうちに、徐々に明らかになっていくことでしょう。
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