この物語は、ゴールドロジャーが処刑される直前に言い放った言葉によって、大海賊時代が始まります。その中でゴムゴムの実を食べ、ゴム人間になったルフィーという少年の冒険を描いていきます。
世界政府と白ひげ海賊団およびインペルダウン(大監獄)をルフィーと共に脱獄したもの達による頂上戦争の中、エースがサカズキ(海軍大将赤犬)の攻撃に倒れたあと少年時代のルフィーとエースの様子画描かれていく。そんな少年時代のルフィーらの紹介をまとめる。
ルフィエースサボ ルフィのお兄ちゃんは誰?
話はルフィーが少年時代。山賊カーリー・ダダンの隠れ家にお祖父さんのガープに連れて来られるところからはじまる。
その隠れ家に先に住んでいたのがポートガス・D・エースです。エースはゴールド・D・ロジャーの実の息子です。ガープは海軍(世界政府)に所属しながら敵であるロジャーと盟友になっておりました。
ロジャーは処刑される前にガープに息子の事をお願いしていました。そこでルフィーと同じ様にダダンのところで養われていました。しかし、養われていたと言ったら彼ら(ルフィー・エース)に怒られてしまいそうな、自給自足の野生味あふれる生活をしながら、互いにどんどん強くなり、いつしかルフィーとエースは義兄弟のサカズキを交わすようになります。
ルフィエースサボ3人の呼び方は?
お兄ちゃんは”エース”だけではありません。もう一人この舞台のゴア王国の貴族階級に生まれた”サボ”という少年がいました。彼は貴族社会の風習になじめず、この国を出て冒険の旅に出る夢を抱いていました。ある日サボは家を出る決意をします。
ゴア王国の端には、国中のゴミが堆積する「グレイターミナル」というスラム街的な町がありました。サボはそこで盗みをしているエースとすでに友達になっていました。当然ルフィーとも出会い3人は義兄弟のサカズキを交わした。
このゴア王国はのちに革命家ドラゴンにより、世界の縮図のような王国であると言われている。自由を目指し「ここを出る」といったサボのすがすがしい笑顔は、心を打つものでした。そういえば、ルフィーも冒険の中各国の不自由な奴隷解放のような活動を常にしている。そういったところから、麦わらの一味は立派な革命家であると私は思います。
ルフィエースサボ3人の関係は?
3人ともいつか海に出て海賊になるという共通の夢を持った少年達で、皆船長になると言っているので一緒に旅に出ることはないが、3人の身に何かあったらいつでも駆けつけて助け合う義兄弟になった。
サボは貴族の階級社会に嫌気がさし、自由を目指している。エースは海賊王の息子という世間からの中傷からの自由を目指している。しかしルフィーが海賊王を目指している理由となる「夢の果て」は作中いまだに明らかになっていない。
これは最終章のこれから最後の最後まで分からないだろう。そこに、このワンピースのロマンがある。昔から読んでいるわたしはこの「夢の果て」を、作中に散りばめられた伏線を見つけ出し、考察していくことにワクワクが止まらないのであります。
ルフィエースサボ ルフィとエース何歳差?
エースとサボは同い年。ルフィーは3歳年下です。しかし、サボはこの少年時代のゴア王国に世界貴族(天竜人)が訪問した際、天竜人に銃撃され海に沈みました。エースは17歳で海に出てスペード海賊団の船長として海を自由に駆け巡っていました。3年後…。ルフィーも17歳になるまで鍛え上げ海に出ていきました。
この時死んでしまったと皆が思っていたサボですが、ドレスローザ編で再登場します。エースが死んでしまった後、サボに再開したルフィーの喜びは見ている読者も飛び上がりたくなるくらいの嬉しいサプライズでした。
サボはなんとルフィーの実の父であるモンキー・D・ドラゴン革命軍の総司令官に偶然助け出され、生きていたのでした。重症だったサボはエースがピンチだった頂上戦争のときは記憶喪失になっていたらしいです。
これは全くの私の妄想であるが、もしエースが人質になっていた頂上戦争でサボの記憶が戻っていたら、ルフィーと一緒にエース奪還に活躍しエースを死なすことはなかったと思います。
それほど、再登場したサボは強くたくましいルフィーのお兄ちゃんでした。最終章の今も革命軍の副司令官として活躍するサボですが、強いお兄ちゃんは絶対に負けてほしくないので、これからも応援していきたいと思います。
コメント