とうとう最終地点に達したルフィーのギヤ5の能力で、覚醒したゴムゴムの幻獣種ヒトヒトの実の能力。あのカイドウに何回も打ちのめされ、ついに気絶した状態から気持ち悪いとろけた体が白くなりルフィーが立ち上がりました。
解放の戦士とも言われるニカですが、作中「ジョイボーイ」とかズニーシャ(巨大な象)が喋りかけることもあり、説明がなければ読者がついていけない。そんな「ニカ」について勝手な考察も含め説明していく。
にか「ニカ」とはどうゆう意味？
ワンピースの世界は、階級社会になっております。絶対的上級階級として「天竜人」がいます。天竜人は特権階級のようで、一般人を奴隷として付けることを許されている。もし一般人が天竜人に危害を加えるような事があれば、世界政府の最高武力である「大将」が出動することになっている。
ワンピースの世界の歴史には、「空白の100年」という歴史を隠ぺいされた事象がある。その歴史の中に解放の戦士（ジョイボーイ）が戦い奴隷解放を行なったという言い伝えもある。
その時のジョイボーイの名前に「D」が付けられており、その子孫がモンキー・D・ルフィーのように再び天竜人に立ち向かい、世界をひっくり返すような事件を起こすのではないかと言われている。
ジョイボーイ以外にも奴隷解放の戦争をして、多くの奴隷を解放した「フィッシャー・タイガー」という人のお話も作中出てくる。
これはもう一つ複雑な問題を扱っている。それは「人種差別」の問題です。ワンピースの世界では、普通の人間と魚人がこの人種差別問題を表現している。作中タイガーという魚人がこの奴隷解放で戦い、負傷して輸血が必要な時に普通の人間からの輸血を断りなくなっています。
この内容は(魚人島編)で詳しく描かれている。ルフィーはこの闘いで大きく負傷し、魚人であるジンベイから輸血されました。とてもエモいシーンでした。
話はニカに戻ります。このジョイボーイの意志がルフィーが食べたゴムゴムの実、またの名をゾーン系悪魔の実幻獣種モデル「にか」にやどり天竜人の世界を脅かすのではないかと恐れられています。
世界政府の海軍がいくら捜索しても、それをかいくぐるようにこの悪魔の実はすり抜けて行きました。
にか「ニカ」のモデルは何ゾーン系ってパラミシアでは?
モデルは先ほどお話しした通り、ジョイボーイがモデルとなっています。その頃ジョイボーイは特殊な人種でありました。カイドウの右腕と言われた「キング」が同じ人種であります。「ルーナリア族」。「褐色の肌」「白い髪の毛」「黒い翼」の3つの特徴を持っています。「ニカ」はそのルーナリア族の王であったらしいです。ルフィーが変身した「ニカ」にはこの2番目の「白い髪の毛」しか当てはまらないのは、その王のみの特徴です。
キングのルーナリア族の能力もとてつもない強さをもっていました。これについては別の記事でじっくり掘り下げていこうと思っています。
しかし、とてつもなく強いと思われたルーナリア族のキングでしたが、麦わらの一味のゾロに案外あっさり負けたように思いがっかりしています。
にか「ニカ」のふざけた能力とは?
このギヤ5の能力は、まさに思うがままの自由な戦闘スタイルがルフィーにとてもあっています。
作中戦闘シーンは劇画チックに激しく描かれてきましたがこの「ニカ」の戦闘シーンは目玉が飛び出ているような、トムとジェリーのような描かれ方をしています。
しかし、誰よりも強いということが、鬼ヶ島（ワノ国編）カイドウ戦で描かれています。漫画では表現の限界があるところで、最近アニメが公開され、とても話題になっております。
とにかく静止画では、表現し尽くせない戦闘能力ですから、尚のこと文章では伝えられません。
申し訳ありませんが、ぜひ一度アニメワンピースをご覧になって下さい。しかし、これほどの強さを手に入れたルフィーは今後どうなっていくのか、最終章に目が離せません。
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