ワンピースモーガンその後どうなった?
モーガン大佐は、ワンピースの物語本編ではルフィに敗れて海軍を追われた後、長らく登場していませんでした。しかし、実はその後の姿が扉絵シリーズで描かれています。
モーガンは自分の息子ヘルメッポを人質に取り、ガープ中将から逃走を試みましたが、一度は捕まえられてしまいます。それでもモーガンは再び脱走し、現在も行方はわからないままです。
かつて海軍内でも恐れられたモーガンは、その厳格すぎるルールと残虐な支配で部下たちを従わせていました。ルフィに倒されてからは噂話だけが広まり、一部では新たな海賊団を組織しているという説や、どこかで隠遁生活を送っているという話もささやかれています。
息子のヘルメッポはコビーと共に海軍で成長し、今では立派に任務をこなしています。そんな中、モーガンが再び物語に関わってくる可能性は低いと言われていますが、海軍の汚点とも言える存在がどこかで暗躍しているかもしれないと思うと、ファンとしては少し気になるところですよね。
モーガン再登場?ワノ国で関取に!まさかのラスボス説!
正直に言えば、モーガンがワンピース最終章で再登場する可能性はかなり低いと考えられます。物語はいよいよクライマックスを迎えており、わざわざモーガンのような過去の小物キャラクターにスポットが当たるとは思えません。
とはいえ、海賊たちの間では“モーガンがワノ国で関取として現れた”という噂もあるようです。もし本当なら、ルフィに敗北して海軍を追われたモーガンが、ワノ国のような強者が集う国で力士として活躍しているというのは驚きですよね。
さらに、一部では「モーガンがワノ国の裏で暗躍するラスボスではないか?」という説までささやかれています。さすがに可能性は低いですが、もし彼が権力への執着を捨てきれず、裏からワノ国を支配しようとしているとしたら、海賊王を目指すルフィたちの前に再び立ちはだかるかもしれません。
ただ、息子のヘルメッポが海軍でコビーと共に成長している今、父親のモーガンが物語にどう絡んでくるのかは微妙なところです。ヘルメッポの活躍次第では、親子の因縁が描かれる展開があるかもしれません。
あくまでも噂レベルの話ですが、どこかでまたモーガンが登場して、読者を驚かせてくれる可能性に少しだけ期待したいですね。
モーガンはクロと関係していた!クロをはりつけにしたと言った彼の自信!
ワンピースの序盤で登場したモーガン大佐と、悪名高い海賊クロには、意外にも深い関係がありました。海賊クロは長年、海軍から追われる生活に嫌気がさし、自らの催眠術を使って“処刑された”ことにして姿をくらまそうと計画していたのです。
このとき、クロを捕まえたとされるのが他でもないモーガンでした。モーガンはクロの偽者を捕らえた功績によって海軍内での評価を高め、大佐まで昇進したと言われています。そのためモーガン本人は、あの“百計のクロ”を仕留めたという自信に満ちていました。
しかし、物語が進む中でクロがシロップ村でウソップたちの前に再登場し、本物が生きていたことが発覚します。つまり、モーガンの手柄はクロの策略に利用されただけだったわけです。この真実が明らかになったことで、モーガンの威張り散らす態度も、実はハリボテの自信に過ぎなかったことがわかります。
少年漫画らしく、ワンピースでは“地位に固執する人間の滑稽さ”がコミカルに描かれていますよね。サラリーマン社会でも、出世することで人が変わり、ごう慢になっていく姿を見たことがある人も多いのではないでしょうか。
モーガンのように偉そうに振る舞う人ほど、実は薄っぺらな自信で自分を大きく見せているだけなのかもしれません。こうした人間模様を描いてくれるのも、ワンピースの面白さの一つですよね。
モーガンの強さは?能力や覇気あったんか?ルフィが海軍とはじめて闘ったヤツ!
モーガン大佐は、ルフィが物語で初めて本格的に対峙した“海軍の敵”として、多くのファンの記憶に残っています。では、そんなモーガンの強さとは一体どれほどだったのでしょうか?
まず、モーガンは悪魔の実の能力者ではなく、覇気を使っていた描写も一切ありません。当時の物語序盤では「覇気」という設定自体がまだ存在していなかったとも言われています。そのため、彼の戦闘力の源は純粋な肉体の強さと怪力でした。
特徴的なのは、片腕が巨大な斧のような武器になっていることです。この斧は、モーガンの力を象徴するものであり、恐怖と威圧感を与える“海軍の暴君”として部下から恐れられていました。しかし、ルフィのゴムゴムの能力には太刀打ちできず、あっけなく敗北してしまいます。
彼に覇気があったのかという点については、確かな情報はなく、一部では「実は覇気を使えていたのでは?」という説もありますが、作中でそれを裏付けるシーンは存在しません。悪魔の実の能力者でもなく、覇気もないとなれば、純粋に“人間の力”だけで海軍大佐までのし上がった執念深さが、彼の一番の“強さ”だったと言えるかもしれません。
また、モーガンの恐ろしさは肉体的な強さだけでなく、部下を徹底的に支配し、威張り散らす冷酷さにもありました。この独裁的な態度こそ、シェルズタウンの人々にとってはまさに“悪”の象徴でしたね。
振り返れば、モーガンとの戦いはルフィが“海軍との戦いの始まり”を告げた重要なエピソードでした。まだ天竜人も覇気も描かれていない物語の序盤に、これほどわかりやすい“悪役”が登場したことで、ルフィの“海賊としての正義”が際立ったのかもしれません。
彼が本当はどんな“正義”を持っていたのか――その答えは大将クラスにでもならない限り、永遠に明かされないのかもしれませんね。
まとめ:モーガンのその後と再登場の可能性は?
今回は『ワンピース』に登場した海軍大佐モーガンの「その後」や「再登場の噂」、さらにはクロとの関係や強さの秘密まで詳しく振り返りました。
結果として、モーガンはルフィが初めて倒した海軍の悪役として強く印象に残るキャラクターですが、悪魔の実の能力者でもなく、覇気も使えない“普通の人間”だったことがわかります。それでも、独裁的な恐怖政治で部下を支配し、名声に執着した姿は、今の物語の大きな伏線の一つになっているかもしれません。
一部では「ワノ国で関取になった」「ラスボス説がある」といった噂も飛び交っていますが、物語が最終章を迎えている今、モーガンが本筋に絡む可能性は高くないでしょう。ただ、息子のヘルメッポがコビーと共に海軍で活躍を続けている以上、どこかで親子の因縁が描かれる展開があったら面白いですよね。
『ワンピース』は小物キャラクターの“その後”が思わぬ形で描かれることも多い作品です。モーガンのように一度は退場した人物でも、誰かの成長や新たな物語のきっかけになることもあるかもしれません。
今後も、海賊と海軍、そして家族の因縁をめぐるエピソードから目が離せません。果たしてモーガンは再びルフィの前に現れるのか? それとも息子の成長を陰で見守るのか――ファンとしては、ちょっとだけ期待していたいところです!
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