デービーバックファイト編は、空島から帰ってきたルフィーたちが、フォクシー海賊団と仲間を賭けたゲームに挑むエピソードです。
コミカルで運動会的な構成で、緊迫感のなさから「必要なストーリー?」と疑問視されることも多い編になります。
個人的には、必要ないストーリーなんかないと思っておりますので、今後回収されるだろう伏線の要素をひしひしと感じております。
そんなデービーバックファイト編を深掘りしていきます。
ワンピースデービーバックファイト編あらすじ
デービーバックファイトとは、海賊同士が勝負を行い、負けた方が勝った方に仲間か海賊旗を渡すというルールのゲームです。ルフィーたちは、ロングリングロングランドという島でフォクシー海賊団と出会い、デービーバックファイトを受けることになります。
ゲームは3回戦で行われ、第一回戦はドーナツレース、第二回戦はグロッキーリング、最終戦はコンバットという競技です。ルフィーたちは、フォクシーの反則や能力に苦戦しながらも、仲間の絆と勝負の美学で戦います。
第一回戦では、ウソップ、ナミ、ロビンが出場しますが、フォクシーのノロノロビームという時間を遅くする能力により敗北し、チョッパーを奪われてしまいます。
第二回戦では、ゾロとサンジが出場しますが、フォクシーの仲間の妨害によりピンチに陥りますが、最後は連携して勝利し、チョッパーを取り戻します。
最終戦では、ルフィーとフォクシーが船長同士で一騎打ちしますが、フォクシーのトラップやノロノロビームに苦しめられますが、ルフィーは鏡でノロノロビームを跳ね返し、ゴムゴムのストームでフォクシーを倒します。
仲間を大事にする麦わらの一味の団結力を、見直すいい機会になっているかのような、いいストーリーです。しかし、コミカル要素がふんだんに描かれているので、緊迫感はないですね。
ワンピースデービーバックファイト編は何話(巻)から?何話(巻)
この編は、アニメでは第207話から第219話まで、コミックスでは第32巻から第34巻までに収録されています。
デービーバックファイトとは、海賊の楽園と呼ばれる海賊島で生まれたという伝統的なゲームで、勝者は敗者の仲間や船の一部を自由に奪うことができます。
ゲームは3回戦で行われ、それぞれドーナツレース、グロッキーリング、コンバットという種目があります。
ルールは単純ですが、反則やトラップが満載で、熱い戦いが繰り広げられます。
ワンピースの中でもコミカルで楽しい編の一つですが、仲間の絆や海賊の誇りといったテーマもしっかりと描かれています。
ワンピースのデービーバックファイト編は、アニメでは第207話から第219話まで、コミックスでは第32巻から第34巻までに収録されています。
この編を見て、麦わらの一味の仲間たちの活躍や魅力を再発見してみませんか?
デービーバックファイト編のキャラ紹介!
この編には、麦わらの一味のメンバーはもちろん、フォクシー海賊団や海軍本部の大将など、個性豊かなキャラクターが登場します。
それでは、一人ずつ見ていきましょう。
- フォクシー
フォクシー海賊団の船長で、ノロノロの実の能力者。デービーバックファイトを仕掛けた張本人で、最終戦のコンバットではルフィと対決する。
ノロノロビームやトラップでルフィを翻弄するが、ルフィの反撃に敗れる。ルフィに仲間になるように頼むが、断られる。
- ポルシェ
フォクシー海賊団の一員で、フォクシーの恋人。ドーナツレースではフォクシーとチームを組むが、ルフィーにノロノロビームを弾き返される。
グロッキーリングでは審判を務めるが、不正や反則を見逃す。コンバットではトラップを仕掛けるが、ルフィーに破られる。
- ハンバーグ
フォクシー海賊団の一員で、巨人族。グロッキーリングでは珠印となるが、ゾロとサンジに敗れる。
コンバットではトラップを仕掛けるが、ルフィーに破られる。
- 青キジ(クザン)
海軍本部の大将で、ヒエヒエの実の能力者。デービーバックファイトの後に現れ、ロビンを危険な存在と断言する。
ルフィーとロビンを氷漬けにするが、クロコダイル討伐の件をチャラにして去る。
以上が、ワンピースデービーバックファイト編のキャラ紹介でした。
デービーバックファイト編!伏線の解説!
この編は、一見コミカルで軽い雰囲気の中にも、重要な伏線が隠されていることで知られています。今回は、その伏線について解説していきます。
まず、デービーバックファイトとは、海賊の間で行われる伝統的なゲームで、勝者が敗者の船員や船の一部を奪うことができます。
このゲームのルールや起源は、デービー・ジョーンズという伝説の海賊に関係しています。
デービー・ジョーンズは、悪魔に呪われて海底で生き続けるという海賊で、沈んだ船や財宝を全て自分のロッカーにしまい込んでしまうと言われています。
この伝説は、後に登場するバンダー・デッケンという海賊とも共通点があります。
バンダー・デッケンは、神の怒りを買って永遠に海をさまようことになった海賊で、人魚姫ポセイドンを探していました。
デービー・ジョーンズとバンダー・デッケンの「悪魔」と「神」は、実は天竜人やそれに準ずる存在を指している可能性があります。
デービーバックファイトは、このようにワンピースの世界の深い歴史や謎につながるゲームなのです。
次に、デービーバックファイト編で描かれたルフィーたちの仲間の絆や船長としてのルフィーの姿勢は、後のウォーターセブン編やエニエス・ロビー編で重要な役割を果たします。
ルフィーは、仲間を失うことを拒否し、フォクシーの卑劣な罠にも屈しない強い意志を見せました。
また、仲間たちもルフィーの信頼に応えて、それぞれのゲームで奮闘しました。
デービーバックファイト編は、麦わらの一味の絆を強化し、後の試練に備えるための物語だったのです。
以上が、ワンピースのデービーバックファイト編の伏線についての解説でした。
まとめ
ワンピースのデービーバックファイト編は、ルフィーたちがフォクシー海賊団と仲間を賭けたゲームに挑むエピソードです。
この編には、歴史や謎が隠されています。また、この編でのルフィーたちの仲間の絆や船長としての意志は、後に大きな役割を果たします。
この編は、ワンピースの世界観やキャラクターの成長に深く関わる編だと言えます。
ぜひ、この編を読み返してみてください。それでは、この記事を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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