ワンピースの世界で最も謎に包まれた存在――それがイム様です。
聖地マリージョアの「虚の玉座」に座り、世界政府すら従わせる“真の支配者”。
その正体は悪魔のような存在なのか、あるいはロックス海賊団や古代王国と深く繋がっているのか。
さらにアラバスタ王国のビビやコブラ、そしてロビンにも関わる伏線が多数散りばめられています。
本記事では、矢印やリバーシのような裏表の構造に隠された支配の秘密、軍子思想、そして“ムー大陸説”までを徹底考察し、イムに迫ります。
空白の100年に隠された真実が、ついに見えてくるかもしれません。
ワンピースイムとビビとコブラ暗殺の裏で動く「軍子」思想とは?
イム様と世界政府がひそかに進めている思想として、「軍子(ぐんし)」というキーワードが浮かびあがります。これは五老星の発言にも登場し、国の形を“軍の子ども”に変えていくという意味をふくんでいると考えられます。つまり、王族や国民の意思よりも軍隊を中心にした国家制度へ転換しようとしているのです。アラバスタ王国のコブラが世界会議で「空白の100年」について質問した直後に消されたことや、ビビの行方が急に不明になったことは、この軍子思想を拒否したからだと推測できます。
さらにイム様は、ビビの写真を手にしていました。これはアラバスタ王家の血筋が、古代王国と深く関係している証拠かもしれません。軍子計画を完成させるためには、世界政府に従わない「血」を排除する必要があるのでしょう。また、国民が平和を愛する国を維持しているアラバスタは、軍子の方針に最もそぐわない国家でもあります。
表向きは「世界の安定」をうたいながら、水面下では国家を支配し、ひとつの統一された力にまとめていく。その裏で犠牲になっているのがビビやコブラなのです。軍子思想とは、イムが世界を完全にコントロールするための恐ろしい布石と言えるでしょう。
ワンピースイムとロックスの関係!リバーシ構造に隠された世界の裏表
イム様とロックス海賊団の関係には、物語の根底をゆるがす秘密が潜んでいます。ロックスはかつて「世界の王」を目指した人物で、天竜人や世界政府に対して反逆を起こした存在です。一方、イム様は世界政府の頂点であり、「王はいない」という建前を覆し、虚の玉座に座っています。この対立構造はまるでリバーシのように表と裏が反転しているのです。
ロックスが倒されたゴッドバレー事件では、歴史の重要情報が意図的に消されています。これはイム様が都合の悪い存在を歴史から消してきた証拠ではないでしょうか。ロックスの意思が、いまだ海に残る強者たち(黒ひげ、ガープ、白ひげの流れ)に受け継がれているとすれば、イム様が最も警戒するのも当然です。
「支配する側」と「覆す側」。その裏表の力が交互にひっくり返り続けることで、世界は均衡を保っています。しかし現在、イム様は世界の表を独占し、リバーシ盤の裏を消し去ろうとしているように見えます。ロックスが残した宿命が、これから物語に大きく関わってくるはずです。すべての駒が裏返る時、世界の真実が暴かれる瞬間が訪れるでしょう。
ワンピースイムとロビンが知る「ムー大陸」!?悪魔の血筋と空白の100年の真相
ロビンは、世界政府がひた隠しにする「空白の100年」を解き明かす唯一の手がかりを持つ人物です。そのロビンが追う歴史の本文には、古代王国の存在が刻まれていると考えられています。その古代王国こそ、ムー大陸の伝承がモデルになっている可能性があります。ムーとは、太古に栄え、やがて海に沈んだ巨大文明のこと。イム様はその最後の生き残り、または消滅を指揮した存在ではないでしょうか。
イム様が「悪魔」と呼ばれる理由は、人が持つ自由や未来を奪い、自分に都合の悪い歴史を抹消し続けている点にあります。ロビンの能力は、歴史の裏側を暴き、イム様の計画を崩す最大の脅威なのです。また、イム様が選び消す「矢印」の先にロビン、ビビ、そしてルフィが並んでいるのは偶然ではないと推測できます。
古代王国の血を継ぐ者が「悪魔の子」と呼ばれるのなら、真に悪魔なのは誰なのか――読者に問いかける重要なテーマです。ロビンが真実に辿りつくとき、イム様の正体と世界が裏返る瞬間が訪れるはずです。
まとめ
イムという存在は、単なる黒幕キャラではありません。
世界そのものの形、歴史、思想、血統…あらゆるものを「裏返す」鍵を握る中心人物です。
ビビ失踪事件も、コブラ殺害も、そしてロックスとの因縁も――すべては一つの巨大な伏線へと繋がっていきます。
ロビンが追い求める歴史の本文が明らかになるその時、イムの正体と目的は世界の根底を揺るがすことでしょう。
これからの物語で、矢印がどちらを向くのか。
それこそが、新たな時代の幕開けのサインになるはずです。

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